しろくまスパイス

筋トレ好きの元調理師のスパイス料理ブログ。 食べ物全般と酒、プロテインが主になります。 おいしく健康的がモットー

スパイスといえば香り その素【精油】(エッセンシャルオイル)とは??

 あなたの好きな香りのスパイスはなんですか??

どうも、しろくまスパイス】です🐻

 スパイスってたくさんあるし加熱前と後で香り変わるし、なかなか選べないですよね。 まぁでも3つ選ぶとしたら、ブラックペッパー、カルダモン、カシアですかね。

 

 

 てことで今回はスパイスの香り成分精油

 

 エッセンシャルオイルともいわれますが、実際に「どんなものか??」 と聞かれると説明に困る人も多いかも。 私もよく知らなかった(´・ω・`)

 

 なので、精油について色々やっていきます。

スパイスの香りの性質、おまけでアロマテラピー商品の注意点なんかも。

 

  • 精油とは
  • 性質
  • 注意点

 

 

🔷 精油とは

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 植物に存在する天然の液体で、植物の香り成分

 

 ホールスパイスを扱ったことのある人はわかりやすいと思いますが、乾燥したものでも潰すと僅かに液体が出ます。 アレです。 クローブがわかりやすいかも。

 あと柑橘類の皮を潰したときに出る細かい液体。

レモンを絞るとき、かけたいものにに皮をむけた方がいいというのはこのため。 香りが段違いにつきます。

 

 エッセンシャルオイルともいうのでアロマテラピーのイメージの方が強いかもしれませんね。

 

 

 じゃあ、そもそも植物はなんのために精油を生成するのか??

 

 簡単に2つ

  • 身を守るため
  • 子孫を残すため

 

 害虫や有害な菌から身を守りつつ、鳥、昆虫などに種を運ばせたり受粉をしてもらったり。

太陽の熱からも身を守ったり、近くに植物が生育しないようにする意味もあるそうです。

 

 

🔶 性質

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 揮発性】

 

スパイスの本でも出てくる単語ですね。

 常温でも蒸発する液体という意味です。 ガソリンも揮発性。

 

 パウダースパイスの香りが飛びやすいというのは、

細かくなることで、ただでさえ飛びやすい香りがさらに逃げやすくなるからです。

 

 

 たくさんの植物の精油がありますが、そのほとんどが水より軽いです。

だいたい1500種類あって、香料、合成香料原料になっているのは100種類ほどだそう。

 なので製造法の1つが、水と蒸発させたら冷やして液体にして分離させる。

他にも製造法はありますが、そうしていろんな製品に使用されていくわけなんですね。

 

 

🔷 注意点

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  • ホールスパイスを使うとき

   ホールスパイスを砕いたり挽いたりするとすぐに香りが飛んでいきます。

  なので使う直前に加工しましょう。

 

   パウダースパイスの状態で売っているものは既に香りが飛んでいます。 保管するだけでもホールの状態より香りが長持ちしないので、なるべく早く使い切りましょう。

  ホールスパイスを砕いてみて香りを比べると面白いですよ。

 

 

   アロマテラピー用に購入する場合。

  エッセンシャルオイルとアロマオイルという名称がありますが、違いはなにか??

 

 

 つまりアロマテラピーに使いたいなら、エッセンシャルオイル

アロマオイルやフレグランスオイルは用途が異なるので使えません。 自然のものでないため、リラックスしたいのにむしろ逆効果になることもあるそうなので注意

 

 

 てな感じで簡単な精油】(エッセンシャルオイルの解説になります。

 大事なのは揮発性

なんでホールスパイスの挽きたての香りがいいのか。 その理由は揮発性が深く関係していたわけですね。

 

 ではでは、【しろくまスパイス】でした。 ばーい🐻