スパイスカレーを食べていると硬いものが……?
どうも、【しろくまスパイス】です。
お店でスパイスカレーを食べたとき、硬いものを噛んだことはありませんか?
それはホールスパイス。
今回はそんな塊の状態の、ホールスパイスについてやっていきます!
- ホールスパイスとは?
- ホールスパイスの使い方
- ホールとパウダーの違い
ホールスパイスとは?
初めてのスパイスカレーでは恐らく、4種のパウダースパイスで作ったかと思います。
何度か作るうちに、他のスパイスを調べることでしょう。
「ホールスパイスを使ってみたい! カレーに入れたらどう変わるんだろう!?」
そんな好奇心が湧くかもしれません。
ではまず簡単に、ホールスパイスとは何か?
スパイスをそのままの形で乾燥させたもの。粒胡椒がわかりやすいですかね。
粉砕するとパウダースパイスになります。
ホールスパイスの使い方
スパイスカレーを作るときの使い方として、主に2つ。
- 最初、油の中で熱して香りを油に移す
- 仕上げ前、⇧同様に別鍋で油で熱して香りを移してカレーに加える
レシピ本ではスタータースパイスなど呼ばれますが、名前通り作り始めで使います。
熱した油に入れて香りを移したら、そこにたまねぎを加えて炒めます。ホールスパイスは取り出しません。
仕上げ前に使うのはテンパリングと呼ばれますが、意味としては油に香りを移すこと。
スターターで使ったとしても、香りというものは飛びやすいので、補強や飛ばしたくない香りを加えたいときに使います。
ホールとパウダーの違い
同じスパイスでも、ホールとパウダーで用途が変わります。香りも変わってきます。
簡単にいうと、
香りの強さと持続力・色付け効果
が大きく異なります。
《ホール》
挽いていないため、スパイス自体の香りが残っている。
香りが長続き。
色付け効果はなし。スパイスの色をつけたくないけれど、香りは出したいときに便利。
主に、油に香りを移して使う。
《パウダー》
既製品は挽いてあるため、既に香りはいくらか飛んでいる。
香りが飛びやすいが。お手軽。
色付けの効果がある。
具材に香りをつける。
こんな感じですね。
こだわるならホールを自分で挽くといいですね。めっちゃいい香りが爆発して鼻に届きますよ。
スタートはホール
中心はパウダー
ラストはホール(パウダーでガラムマサラも使うことも)
しろくまの余談
解説してきましたが考えても難しいので、まずレシピ通りに作るのがいいです(笑)
使っていくうちにそれぞれのスパイスの使い方がなんとなくわかってきます。
あと経験談ですが、いろんな人のレシピで作って同じような味覚の人を見つけるといいですね。そのうち更に自分好みの風味にアレンジしていくのがおすすめです。
けっこう人によってスパイスの種類と量の差で、仕上がりの風味が違ってくるんですよね。
ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい。