どうも、【しろくまスパイス】です🐻
このブログは主に、スパイスや変わった料理、お酒をメインに書いている『食』関係のブログです。
今回は【油を使わずにスパイスカレーを作ってみる】
という実験的な内容になります。
🔷作ってみた結果
🔶どういう作り方と工夫
🔷作ってみた結果
・筋トレやダイエットをしてると脂質を気にする方は多いと思います。
スパイスカレーって油をしっかりめに使うもの。 だから「油なしで作ったらどうなるのか……??」
🍛てことで、油を使わない『チキンカレー』作ってみました!!
ターメリックライスと揚げナンというんでしょうか。 薄い生地を高温の油に放り込んだやつ。 それで食べました。(ナンで油摂ってるじゃん(; ・`д・´) と後から気付く)
カレーは、クミン主体に数種類のスパイスをローストしてキリッとした味わいに。
・結果から言います。
スパイスの味、香り共に尖っている
思ったより悪くないですが、やっぱり油を使ったものとは全然違いますね。
スパイスそれぞれが尖っていて、口当たりのまろやかさも全然違う。
・足りないのはまとまりとまろやかさ。
・いらないのは尖った風味となんとなくの苦み
良かった点は、
・適度な酸味と、スッキリとしたコク、味
減量中ならアリなレベルでしょう。
意外とよかった部分もあり、発見もありました💡
🔶どういう作り方と工夫
油がないと色んなことが変わってきます。 簡単に解説を。
・玉ねぎの炒め方
今回使った玉ねぎは小1コ分。
油がないと炒めにくいですよね。
さすがに3ccほど使いました(笑)
それはいいとして、油なしだとくっつきます。
なので、焦げ付きそうになったら水を加えながら炒めました。
けれど、あめ色にするのは厳しかったです。 うっすら黄色くなるのが限界。
(砂糖を焦がして作る、簡易あめ色玉ねぎもありますが、スパイスカレーだと変な甘みがついちゃうのでやってません)
・油について
油は『コク』になります。
あめ色玉ねぎもコクと風味になります。
このままじゃどっちもない!!
赤ワイン煮詰めて使おう。
今回の炒め玉ねぎはこんな色でした。
いつもはこの前後の色
(かなり前のものなので炒め方が下手ですが(;・∀・))
・赤ワインでコク出しは成功。
もう1つ
・カレーに適度な酸味が生まれた。
料理によりますが、酸味って適度にあるとおいしくなります。
ビーフカレーにはよく使いますが、スパイスカレーにも案外広く使えそうですね。
・油はスパイスの香りを移す先
ホールスパイスは初めに油で熱します。 (仕上げでやることも)
・スパイスの香りを引き出す
・スパイスの香りを油に移す
この2つ効果
今回ホールスパイスは使わずパウダーのみですが、パウダーも油がないと香りが違うように感じました。
・スパイスの香りは精油
精油は英語でエッセンシャルオイル
脂溶性なので、油やアルコールに溶けやすい。
油をほぼ使っていないと精油がうまく全体に行き渡ってないんでしょう。 だから仕上がりが、尖った香り(スパイスの香りが独立)になるっぽい。
🍛てことで、油を使わないスパイシーカレー実験でした
やっぱりスパイスカレーに油は必要でした(笑)
赤ワインはスパイスカレーでも広く使えそうな発見がありました。
・ただ、油を控えて作りたいときもあるでしょう。
そんなときは、ナッツなど質のいい脂質を加えるといいかもしれません。
(必須脂肪酸という体内で生成できない脂肪酸で、中性脂肪を下げたり色んな効果)
ナッツペーストを加えれば脂質と同時にコクも出せます。
(オススメはクルミ。 次いでアーモンド。 カシューナッツもおいしい)
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