ほどほどの辛みと酸味ってなんでクセになるんだろう……。
どうも、【しろくまスパイス】です。
突然ですが、『タイカレーといえば』
が有名かと思います。
その中で、今回作ったカレーは《グリーンカレー》！！
ペーストから作ったのですが、グリーンが足らなかった……。そしてめちゃめちゃ辛かった！ 改善点もお話したいと思います。
まずはタイカレーについてお話したいと思います。実は……
カレーではありません。
……冗談じゃありませんよ？ タイではカレーという認識はないそうです。またインドカレーとも大きく異なります。
『どんな料理？』
端的にいえば、ココナッツミルクと独特なハーブでできたスープ。近い料理だと、スープカレーでしょうか。具は、たんぱくな鶏や魚が多く、野菜は基本なんでも。味は、辛くて爽やかでマイルド。トムヤムクンに似た雰囲気があります。
クセの強い、ナンプラーという魚醤も使われますが、１番の特徴はやはりハーブでしょうか。個人的にマックルーの葉がポイントかと。トムヤムクンにも入ってるやつですね。あとはレモングラスという、見た目は太いニラ、香りはレモンなハーブ。
（マックルー……別名《カフィアライム》《コブミカン》 実はライムのような見た目で、葉は小さいローリエが２枚つながったような八の字形。 ちなみに、カフィアというのは一部の地域で蔑称として使われるので、マックルーと呼ぶのが無難）
我が家の仲間。
緑の葉がマックルーの葉。下の黄緑のがレモングラス（根本部分。上部のニラみたいな葉は切ってます）。
- レッドカレー 赤唐辛子を使っており、ビリッと辛い！
- イエローカレー ターメリックの黄色。よりまろやかで、３つの中だとクセや辛みは少なく食べやすい。
- グリーンカレー 青唐辛子を使っており、キリッと辛い！
とまぁ、レッドが辛いのは想像つくと思いますが、知らずにグリーンを食べると驚くかと思います。青唐辛子恐るべし……（笑）
てなところで、作っていきたいと思います！
フレッシュのマックルーの葉、青唐辛子が手に入らない場合は、市販のグリーンカレーペーストを使うといいですよ。とはいえマックルーは普通、家にあるものではないですが（笑）
（Ｓ……シード。Ｐ……パウダー）無くてもＯＫは緑
【グリーンカレー】 ４皿分
Ａ《ペースト用》
クミンＳ 小０．２
フェンネルＳ ひとつまみ
コリアンダーＰ 小０．４
たまねぎ 中０．５個
にんにく ２片
しょうが １片
青唐辛子（ざく切り） ３本
シシトウ（もしくはピーマン）（ざく切り） １０本
バジル １０枚
砂糖 小１
塩辛 小２
油（好きなもの） 大２
鶏むね肉（１口大） １枚（１かたまり）
じゃがいも（１口大） 小２個
たまねぎ（２ｃｍ角） 中０．５個
ココナッツミルク ４００ｍｌ
水 １００ｍｌ
ナンプラー 小１
マックルーの葉 ２枚
レモングラス(押し潰す) ２本
バジル(大き目にちぎる) １０枚
《手順》
- Ａをミキサーにかける。分量外の水を少々加えると回りやすい。市販を使う場合は省略。
ミキサーじゃないので粗めです。 - 鍋に油を入れ、中火。温まったら１を加える。ねっとりすればＯＫ。はねるので注意。
- 肉、野菜を加え、肉の表面が白っぽくなればＯＫ。
- ココナッツミルク、水を加え、１度沸かせる。
- ナンプラー、マックルーの葉、レモングラスを加え、１５分ほど煮る。
- 塩味を調整し、バジルを加えてさっと混ぜれば完成！！
ご飯にかけたり、別盛りにしてもＯＫです。好きな人はパクチーを盛り付けると見た目も味もよくなります。マックルーの葉とレモングラスは食べるとき取り除いてね。
最後に
今回は時期的に使ってませんが、パプリカやナスもよく合います。夏野菜は彩がよくてキレイですよね。あとは鶏の代わりに白身魚でもおいしいですよ。
写真だと青唐辛子が５本ですが、めちゃめちゃ辛かったのでレシピでは減らしてシシトウを加えました。(私はカレー屋の中辛でギリなレベルです)
もっと濃いグリーンを出したい場合は、小松菜の葉など緑色の野菜をペーストに足すといいですよ。もしくはパクチーを入れてね。
ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい。
