カッテージチーズの『カッテージ』って??
どうも、【しろくまスパイス】です。
カッテージは『cottage』と書き、コテージ(小屋)のこと。
昔、農家の小屋で作られていたそう。 それくらい手軽なんですね。
数か月前、コロナの影響で休校になり、給食で使う食材が余って廃棄という問題が起きましたね。
分散登校が始まった今でも余りは出ているのでしょう。
牛乳は搾らないわけにはいかないし、野菜でも特に葉物野菜は成長が早いし保存もきかない。
食材を捨てることはホントに辛いこと。
てなわけで今回は【牛乳】に焦点を当てて無理なく使える方法の紹介をしていきたいと思います。
沸かせて水気を切るだけの簡単な大量消費。
クセがないので食べ方も豊富です!!
- パニールとは??
- 作り方
- いろんな食べ方(チーズ、ホエイ)
🔷 パニールとは
インドのチーズで、カッテージチーズと同じようなもの。
ヨーロッパの方のチーズはレンネットという酵素を使うことが多いですが、パニールは代わりにレモン汁を使います。
ちなみにカッテージチーズとは、ポロポロとした白いチーズで、クセがないです。 チーズの風味が苦手な人でも、ほぼチーズの香りはしないので食べれるかも。 混ぜればホントわかんない(笑)
カロリーが100gあたり105kcalと低く、皮なし鶏むね肉の半分程度。
たんぱく質量は半分ほどと劣りますが、カルシウム、ナトリウムは豊富。
おまけ
似たものに、『リコッタチーズ』がありますが、詳しいことを言うと、
カッテージチーズは60℃前半で固めて濾したもの。
リコッタチーズは、その残りの濁ったホエイにレモン汁を足して沸騰直前で固めて濾したもの。
温度管理と時間をかけることで滑らかでおいしいものができます。
が、スパイスカレーに入れる場合は今回のように固めのものがいいかと思います。
🔶 作り方
鍋に、牛乳にレモン汁と塩入れて沸かすだけ。
……だけ(笑)
正確には分離したものの水気を切るんですが、そんなもんです。
《分量》
- 牛乳(無調整) 1L
- レモン汁 大1
- 塩 1つまみ
《作り方》
- 材料を全て鍋に入れ、火にかけて沸くまでたまに混ぜながら待つ
- ボウルとザルを用意。 ザルの上にはキッチンペーパーを
- 沸いたら一気に白い個体(チーズ)と薄黄色の液体(ホエイ)に分かれるので、チーズをキッチンペーパーを敷いたザルにのせて濾す。 ホエイもおいしいので取っておく
- そのままチーズをペーパーで包んで重しをして3時間ほど冷蔵庫へ
🔷 いろんな食べ方
パニールはもちろん、ホエイの使い方もやりますよ!!
ではまずパニールから
1.さっぱりサラダ
好きな野菜とパニール、それに塩、胡椒とオリーブ油。
あとお好みでレモン汁。
もちろん市販のドレッシングをかけてもOK!!
2.豆腐やチーズの代用(おつまみ)
左、冷や奴風
しょうゆ、かつお節、ごま
右、カプレーゼ風(イタリアン)
トマト、バジル、塩、胡椒、オリーブ油
しっかり水分を抜くと、断面からわかるようにずっしりした感じに。
食感は高野豆腐が近い。
続いてホエイ
3.ボルシチ
パニールとホエイ両方使いました。
肉はなんでもOK
ポイント
- 酸味のあるものと合わせる
レモン汁が入っているため酸味があります。
なのでトマトを加えたスープがオススメ!!
(みそ汁作ったらビミョーだった)
酸味だけでなくうま味もあるので、コクが出ます。
ミネストローネもいいですね。
ポトフでもOK!!
ボルシチ自体、ポトフみたいなものです。
ブイヨンを溶かした水に野菜を突っ込んで煮ればもうおいしい。
ただ、フレッシュのトマトを入れると酸味が整うのでぜひ!! (ミニトマトでも)
おまけ
今回は作らなかったですが、パニールを使ったスパイスカレーがあります。
ほうれん草を使った緑色のスパイスカレーで、具でパニールが入ってます。
『パラク』は『ほうれん草』のこと。
似たものにサグパニールもありますが、
『サグ』は『青菜の総称』。
ほうれん草はペーストにして加えてもいいし、粗みじんで加えてもOK
野菜を大量に摂れるし、肉を使わずパニールで食べ応えを出すこともできるスパイスカレーです。
気が向いたらそのうち作ります(笑)
ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい🐻