あけましておめでとうございます。2020初投稿。
どうも、【しろくまスパイス】です。
みなさんお正月はお節以外に何か食べましたか? 私はカモとカニです。さすがにカレーは食べてないですよ(笑) カモはローストビーフみたいな感じです。レバーが好きな人はカモ肉もたぶん好きだと思います。
カニはといえば、漬物です。
「カニの漬物!?」
そうなんです。韓国にカンジャンケジャンという、生のワタリガニの醬油漬けがあるんです。数か月前、とあるYouTuberさんの動画で知り、ずっと気になってたんですよね。
カンジャンケジャンの詳細は置いといて、まずは味。
ご飯もお酒も最高に進む味! つまみにもおかずにもなります!
まろやかでさらっとした醤油ダレと、生のカニのとろっと甘い身。そしてミソ。後からわずかにピリッとくる唐辛子の辛さ。日本酒や焼酎好きなら、なんとなくイメージしただけでお酒が進むのではないでしょうか!?(笑)
まぁ写真がないとイメージできないですよね。……あ、早く食べたくて撮り忘れちゃった(笑)
ただ、鍋にした写真はありますよ! 個人的には、鍋にした方がおいしかったかも。
コッチミンナ!(笑)
作り方はすごく簡単で、カンジャンケジャンの漬けダレを水で少し割り、そこにお好きな野菜と、解体したカンジャンケジャンを入れて煮るだけ。今回はニラとキノコを入れました。カニは火を通しても、漬けダレの味がしっかりと残っており、野菜と食べても負けない味でした。
特に何がおいしいって、〆の雑炊です! カニを丸ごと入れてるのでもちろんミソがスープに溶けてるわけです。食べ終え野菜のうまみも溶けたスープにご飯、そして溶いた卵を入れる。……また酒がすすんじゃうじゃないの(笑)
と、食べすぎ飲みすぎ注意報料理『カンジャンケジャン』。
ここからは作り方など、どういったものかなどお話していこうと思います。あと、買う際の注意点もありますよ。
作り方
新鮮なワタリガニをキレイに洗い、醤油ダレに漬けて熟成させる。
似た料理に、『ヤンニョムケジャン』があります。こちらは辛いです。
ヤンニョムとは、コチュジャンや唐辛子などなどを使った韓国料理の合わせ調味料のことです。
カンジャンは醤油の意。つまり2つは、醤油ダレか、辛い合わせ調味料かの違いですね。ちなみに、ケジャンの『ケ』がカニ。『ジャン』は醤(ペースト状の調味料や、味の濃い食品の総称)。
自分で作る場合は、新鮮なワタリガニ、かつ生食で大丈夫な場所で育ったものをおすすめします。魚介類であたると相当つらいですからね……。
食べ方
まず脚を落とし、甲羅と胴体を引き離します。
次に食べられない部分をとります。甲羅側、口の部分の砂袋。胴体側、いくつもあるビラビラしたエラ。
あとは胴体を割って、押し出すようにして食べます。
脚は吸うのがいいかな。もしくは、みそ汁やスープにして出汁を楽しむのもアリ。
買う際のポイント
オスとメスで中身が違います。
商品を見ていて、同じ量なのに値段が結構違うことがあります。高い方がメスです。
なぜかといえば、メスじゃないとミソがないからです。オスは身がしっかりしていておいしいですが、ワタリガニはやっぱりミソがおいしい。カンジャンケジャンならメスの方が断然おすすめです。
最後に
最後の最後に大きな声では言えませんが(今回購入したお手頃なものはミソの状態や漬けダレの味が気になった)、もし買うときは高くてもいいものがいいです。ただでさえ値が張るものですが、いいものを食べたいという方はぜひ。
ではでは本年もよろしくお願いいたします。【しろくまスパイス】でした。ばーい。