ワインを買うときってどれにするかすごい迷う……。
どうも、【しろくまスパイス】です。
店に行くと外国産のワインがたくさん並んでますよね。ワインは詳しくないので、迷ったら気に入ったラベルのものを買ってます(笑)
さて、みなさんはクリスマスに何を食べましたか? 私はカレーです(笑) といっても普段作っているようなものではなく、ちょっとリッチなカレー。
今日はそんな、バターチキンカレーをご紹介したいと思います。
バターチキンカレーといえば、クリーミーでバターの風味が香るリッチなイメージですよね。材料多いしちょっと大変だけれど、たまねぎを切って炒めなくていいし、味は最高なので余裕あるとき作ってみてね!
8皿程度と大量に作ったので分量は調整してください。あと今回、スペアリブを使いましたが、やっぱりチキンの方がおいしいのでチキンを使ってください(笑)
と、もう1つだけ。カスリメティをぜひ使ってほしい!
こんな葉っぱ
ほろ苦く甘い風味です。カラメルのようなイメージ。バターチキンカレーの味をワンランクアップさせてくれます! もちろん、さまざまなスパイスカレーに合うので、スパイスカレー好きはぜひ。
それじゃあ工程が多いので、まずはおおまかな流れを。
- タンドリーチキンを漬ける
- タンドリーチキンを焼く
- トマト、ナッツをそれぞれミキサーでペーストに。にんにく・しょうがはすりおろす
- ホールスパイス ➡ おろしにんにく・しょうが ➡ ナッツペースト ➡ パウダースパイス、塩 ➡ トマトペースト ➡ 水、牛乳 ➡ タンドリーチキン、バター ➡ 生クリーム の順に鍋に入れていく。
材料
トマト、アーモンドプードル、にんにく、しょうが
トマト缶をミキサーに。アーモンドプードルは水を足してミキサーへかけてね。にんにく・しょうがはがんばってすりおろそう。
上から、カイエンペッパー、パプリカ、ターメリック、クミン、カルダモン、コリアンダー、フェヌグリーク、アサフェティダ(真ん中)
カルダモン(左)、クミン(右)、オールスパイス(真ん中)、カシア(シナモン)(下)
↑の写真の処理後。カルダモンは割って種を出した。クミンシードは粗みじん。オールスパイスは潰した。
滑らかにするために途中で取り出す場合は細かくしなくてOK。
無くてもOKなものは緑色にしてます
分量 8皿分
《タンドリーチキン》
- 手羽元 400g
- プレーンヨーグルト 大5
- ケチャップ 大1.5
- おろしにんにく 小1
- カレー粉 大1.5
- 塩 小1
『すべて合わせて最低2時間漬ける。1日でもOK』
- 油 大1
- バター 10g
A《ホールスパイス》
- にんにく 2片
- しょうが 2片分
- アーモンドプードル 70g
B《パウダースパイス》
- カイエンペッパー 小0.2
- パプリカパウダー 小1
- ターメリック 小0.2
- クミン 小0.2
- カルダモン 小0.7
- コリアンダー 小0.5
- フェヌグリーク 小1
- アサフェティダ 小0.2
- 塩 小1
- トマト缶 400g
- 水 200ml
- 牛乳 200ml
- はちみつ 小1
- バター(有塩) 150g
- 生クリーム 80ml
- カスリメティ 1つかみ
作り方
- 手羽元の骨に沿って1つ切り込みをいれ、タンドリーチキンの材料を全て合わせ、手羽元を漬ける。
- 2時間以上漬けた手羽元を、余分な漬けダレを落として(使えるから取っといてね)グリルで焼く。弱火で片面7分ずつくらい。(オーブンでもフライパンでもOK)
もちろんこのまま食べてもおいしい!
3.トマト缶をミキサーにかけ、滑らかにする。アーモンドプードルと水適量(分量外)も同じくミキサーへ。
4.にんにく、しょうがをすりおろす。
5.鍋に油、バターを入れ、バターが溶けたらAのポールスパイスを入れる。
6.香りが立ったら、おろしにんにく・しょうがを入れ、青臭さが飛ぶまで2分ほど炒める。
7.アーモンドプードルを入れ、2分ほど炒める。もったりすればOK
8.Bのパウダースパイスを入れ、2分ほど炒める。
9.トマト缶を入れ、沸いてから5分ほど煮詰める。(余分な酸味を飛ばす)
10.水と牛乳、余った漬けダレを入れて10分ほど煮る。
11.タンドリーチキン、バターを入れて溶かす。カスリメティも入れる。
12.食べる前に生クリームを入れ、さっと沸かす。塩気の調整。
13.皿に盛りつけ、生クリーム(分量外)をたらし、好みの具をトッピングしたら完成!
今回はレンコンをトッピング。2日目は粗みじんのセロリを入れサッパリさせてみました。パクチーを盛り付けると見た目がすごくよくなりますよ。……なんでやってないかって? パクチー苦手だから……(泣)
余談ですが、パクチーはフレッシュと乾燥でまったく香りが変わります。私のようにフレッシュが苦手な方は、乾燥ものを1度お試しあれ。ちなみに盛り付け写真の葉っぱは乾燥パクチーです。
ポイント
- 材料はミキサーで滑らかにするべし
材料を滑らかに(細かく)することで、バターの油分とカレーペーストが乳化しやすくなり、より滑らかな舌触りになります。
ナッツはアーモンドプードルを使いましたが、カシューナッツの方が滑らかに仕上がります。アーモンドプードルの利点は、比較的安価で食物繊維が豊富、アンチエイジング、血液をさらさらにすること。
カシューナッツは、たんぱく質、ミネラルが豊富で、貧血、むくみの改善、疲労回復の効果があります。自身の体調で選ぶといいですね。
(乳化……ざっくりいうと、油と水が合わさること。パスタを作るとき、ゆで汁を加えますよね。あれは乳化でとろみをつけてパスタと絡ませる目的があります)
- 生クリームはあまり煮詰めないべし
生クリームって油分が多いですよね。だから煮詰めると重たい印象になるので、入れたあと沸けばすぐに火をとめてOKです。
- バターは惜しまず使うべし
普段大量にバターを使うことはあまりないかと思います。しかしこの料理に関してはがっつり使ってください。
レシピを見て、「こんなに使うの!?」と思った方も多いでしょう。しかしこれでも外で食べるものよりバターは少ないはずです。たぶん半分程度。
そこが悪魔じゃなくて小悪魔なわけ。
とはいえ……カロリーは考えたくない(笑)
でもま、スパイスは消化促進や数々の効能がありますし、ナッツはビタミン、ミネラルなど豊富です。チキン(たんぱく質)もありますし、食前に軽く運動や筋トレをしておけば罪悪感は0でしょう。うん(笑)
最後に
どうだったでしょうか? マニアックなスパイスがあったり工程は多いものの、下処理さえ済ませればあとは楽です。たまねぎを使わなくていいのも嬉しい点ですよね。自分で作ってみると、こうやって作ってるからこうなるんだ~なんて発見があっておもしろいですよね。
長文読んでいただきありがとうございました。ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい。