どうも、【しろくまスパイス】です🐻
このブログは主に、スパイスや変わった料理、お酒をメインに書いている『食』関係のブログです。
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「小麦粉」も「バター」もいらない
今回は、アレルギー対応スコーン
【小麦・乳フリー スコーン】
・グルテンフリースコーンは作っていたのですが、せっかくなら乳製品アレルギーも兼ねたスコーンが作れないかと考え作ってみました。
・アレルギー対応というと一般的なものの下位互換になることが多い印象があるかもしれません。正直膨らみにくさはあります。
ただ味は、一般的なものと違う種類のスコーンのイメージ。ホロホロ軽い食感であっさりした味。
好みによってはこっちの方が好きって人も多いかも?
◆作り方は難しくありません。一般的なスコーンより簡単。
ポイントは油脂を溶かさないことだけ。
水分量もシビアじゃないし、小麦と違って練ってグルテンを増やしてしまう心配もなく仕上がりが安定しています。
🔸通常のスコーンとの材料の違い
・牛乳 ⇨ 豆乳
・バター ⇨ ココナッツオイル(もしくはギー)
※ココナッツオイル、ギーは事前に冷やして固形にしておくことが必須条件になります。
※柔らかくて小粒なオートミールであればそのままでも可能。ただできればオートミールはミルなどでパウダーに。
🔹「ココナッツオイル」と「ギー」の場合で味とアレルギーの違い
◆ココナッツオイル
・ココナッツはナッツ類の中ではアレルギー患者が少なく、症状も軽い場合が多いようです。
ナッツ、果物のアレルギーがあると反応する可能性があります。花粉症もナッツと関係するので注意。
・味はココナッツの独特な香りで後味含め軽い仕上がり。
◆ギー
・カゼイン、乳糖を取り除いた超高純度の澄ましバター。バターと異なり99%が脂質。
アレルギー反応が出にくく、出ても軽度なことが多いようです。
※注意点 純度は商品によります。アレルギー反応が出るかも人によります。乳製品アレルギーの方は試す場合、量に注意してください。
・味は高級な風味。バターより軽い仕上がり。ギー特有の油の香りはあるものの、バターよりこっちの方が好きな人も一定数いそう。
アレルギーフリーとして試作しましたが、通常のものに全く劣らない出来になりました。個人的にはめちゃくちゃ好み。ハチミツ、シナモンかけると最高✨(自画自賛)
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🍪《レシピ》
小麦・乳フリー スコーン
《分量》 5cm角8個 程度
Ⓐ
・オートミールパウダー 140g
・米粉 100g
・ベーキングパウダー 5g
・三温糖(砂糖) 40g
・塩 1つまみ弱
Ⓑ
・ココナッツオイル(orギー) 50g
Ⓒ(小1/3は表面に塗る用)
・全卵 M1コ(50g)
・豆乳 60~70g
《作り方》
1.『準備』
Ⓑを冷蔵庫で冷やして固形にしておく。Ⓒをよく混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やしておく。天板にクッキングシートを敷いておく。
2.大きめのボウルにⒶを全て入れて均一になるまで混ぜる。
3.2に1のⒷを加えて指で粉とこすり合わせるように一体化させ、ポロポロの状態にしていく。※Ⓑは小1/3残す。
(なるべく油脂は溶けないように。溶けたり液体の油を使うと重たい食感、口溶けになってしまいます)
終わったら冷凍庫で5分ほど冷やし油脂を固める。(冷蔵庫なら時間を延ばして)
4.3に冷やしておいたⒸを加えて混ぜ合わせる。(水分の目安はギリギリひとまとまりになる程度)
ラップで生地を包んで冷凍庫で5分ほど休ませる。(次の5に進む前にオーブンを200℃に予熱)
5.4を3回折りたたんだら2cm厚さにしてお好みの形に成形。
天板に並べていき、上面に残しておいたⒷを塗る。豆乳だけでも塗らなくてもお好みで構いません。(側面にはつかないように注意)
オーブン200℃18分。
向きを変える場合は大体10分経過後。焼けた香りがオーブンを突き抜けてきたら膨らみ切った合図。
(オーブンによって適切な温度・時間が変わるので、様子を見てやってみてください)
6.焼けたらケーキクーラーなどに載せて粗熱をとります。
蜂蜜を塗ると美味しいですよ🍯
🔵ポイント
◆使える油脂
冷やしても固まらない液体の油脂でスコーンは作れません。クッキーのようになってしまいます。
ココナッツオイルとギーは冷やすと固まるので、バターの代用として使えます。
◆日持ち
常温で3日ほどは持ちます。すぐ食べない場合は粗熱が取れたら冷凍して、食べるときに軽く温めるとおいしいです。トースターに短時間かけて余熱で中まで温めると最高✨
個人的には焼きたてよりも翌日、翌々日の方が全体の水分量が一定になっておすすめです。
⇩わかりにくいけど焼きたては周りが白っぽくサクッと。中はしっとりした感じ。
◆具
ドライフルーツやチョコチップ、あずきなどお好みで入れてみてください。オートミールは大体なんでも相性が良いので楽しんで作ってみてね(^_-)-☆
抹茶粉末などパウダーを加える場合は、米粉をその分減らしてください。
チーズなど入れて惣菜系にする場合は、砂糖の量を10gに減らしてください。
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