しろくまスパイス

筋トレ好きの元調理師のスパイス料理ブログ。 食べ物全般と酒、プロテインが主になります。 おいしく健康的がモットー

日本がスパイス・ハーブに馴染みがないわけ 薬味で十分だったから??

 薬味は何が好き??

どうも、しろくまスパイス】です🐻

 一味、七味などなどありますが、私は山椒ですね。 豚丼にかけるのが最高✨

 

 

 てことで今回は【日本とスパイス】について

 

 日本でスパイスを使う習慣はかなり少ない

けれど薬味を使って食べることは多い

 

 東南アジアやヨーロッパではスパイスやハーブを使うイメージは強いかと思います。

 

 じゃあなんで日本ではあまり使われないのか??

マルコ・ポーロの『東方見聞録』。 学校で聞いたかもしれません。

日本を含めた東洋にスパイスのイメージをもちませんでしたか??

 

 そこのところの解説をしていきたいと思います。

歴史が苦手な筆者ですので簡単にやっていきます(笑)

 

 

⭐ 初めに端的に言っちゃうと、

必要性が低かったから

 

 

 キーワードは、

《気候風土》 《食材の入手のしやすさ》

 

 

🔵 まずスパイスを使うことの利点を考えたいと思います。

 

『防腐』『香りづけ』

 大昔なので特に『防腐』の効果は大きかったでしょう。

 

 暑い地域では食材が傷みやすい。 冬を越すために食料を長期保存

こういった理由からスパイスは重宝したことでしょう。

 

 

🔴 日本はどう??

 

 わりと過ごしやすい気候ですよね。

海も山もあるし、食材が手に入りやすい

 

 魚介や野菜を中心とした食事でしたので強い香りづけは必要なく、今も使われるサッパリとした薬味で十分だったんですね。

 

 ついでに言うと、辛みのある薬味が多い。 (わさび、しょうが、山椒など)

だから日本では、スパイスというと辛いイメージがあるのかもしれません。

(実はスパイスで辛みを持つものはかなり少ない

 

 

● てなわけで、

気候風土に恵まれ

食材が手に入りやすく

新鮮な素材の風味を味わうため

 

 日本にはたくさんのスパイス・ハーブを使う必要がなかったから、馴染みがあまりない、というわけでした。

 

 ちなみに、ワサビや七味などもスパイス・ハーブの1種ですので、実は普段使っているわけです。

そんな感じでいわゆるイメージする、スパイス・ハーブも普段使いしちゃえばいいんです!!(`・ω・´)

 

ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい🐻