しろくまスパイス

筋トレ好きの元調理師のスパイス料理ブログ。 食べ物全般と酒、プロテインが主になります。 おいしく健康的がモットー

【ローリエ・ベイリーフ】スパイス料理を作る人は知っておきたい違い

 アボカドは何科??

どうも、しろくまスパイス】です。

 ローリエベイリーフクスノキ科。 アボカドもクスノキ科

余談ですが、アボカドはヒト以外の動物には毒らしい……!!

 

 ということで今回はクスノキ科の2つの葉っぱについて。

 月桂樹の葉のことを一般的にローリエローレルベイリーフと呼びますよね。

香りづけに使う葉っぱ。

 

 なんと本来は別物!!

 

 料理本やスパイスカレーのレシピにたまに出てきますが、違いと使い方を紹介していきたいと思います。

 

 

 

  • 2つの違い
  • 用途

 

 

 

🔷 2つの違い 

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右 ローリエ

左 インディアンベイリーフ

 

  • ローリエが一般的な方で、主に西洋料理で香りづけに使われる

月桂樹の葉を乾燥させたもの

 葉脈が、真ん中に太いの1本あってそこから斜めに複数伸びている

 

  • 香りは、塩漬けの梅干しと複数のドライハーブを足したような匂い

そのまま口に含むと、徐々に香りが染み出てくる 

 

 

『シナモンリーフ』 や 『インディアンベイリーフ と呼ばれる。

シナモンの木の葉っぱを乾燥させたもの

 葉脈が縦に3本で、葉自体が細長い

 

  • 香りは、渋い匂い

シナモンの香りはわからない (フレッシュならするらしい)

そのまま口に含んでも無味無臭

 

 

 

🔶 用途

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 どちらも香りづけ、臭み消しの効果あり

 

 洋風スープや煮込み系

使用枚数の目安は、1人前に1枚

スープにほのかな爽やかさを与える

 

 インド料理でスターターとして使い、そのまま煮てラストまで使うスパイス

油と炒めて油に香りを移す (ホールスパイスと同じ感じ)

 

 

 

 つまり大きな違いは、

 

ポイント

 インディアンベイリーフを使うところをローリエにすると香りは変わりますが、苦みだとかはそんなにないです。

 ただしローリエの代わりにインディアンベイリーフを使うと苦みが出て、気持ち悪いスープになる可能性が。

なので名前に注意し、見た目でも確認して買って使おう!!

 

 あとインディアンベイリーフですが、ドライタイプのものはネットで探せば手に入ります。

ただ、ほとんど気休めみたいなものです。

 フレッシュタイプを使ったことがないので差がわかりませんが、カレーリーフという葉と同じ感じかと思います。

 

 カレーリーフもドライタイプでは香りはほぼなく、フレッシュを使ったときはしっかり香りがあり、料理に使っても存在感のある香りが残ります。 (カレーリーフは自宅で栽培できます)

 

 気になる方はどんなものか1度、少量だけ買ってみるのをオススメします。

↓どちらも少ない10g