しろくまスパイス

筋トレ好きの元調理師のスパイス料理ブログ。 食べ物全般と酒、プロテインが主になります。 おいしく健康的がモットー

【スパイスカレー】今こそ原価が安くておいしいカレーを作ろう

  シンプル(てきとー)に作ったら意外とおいしくできることがある。

どうも、しろくまスパイス】です。

料理はシンプルに作っておいしくするのが至難の業なんですよね。

料理を始めた頃はごちゃごちゃ色々と加えがちで、引き算を考えるようになってから上達したような気がします。

 

 そんなことはさておき、

 節約して料理を作りたい今、ルーを使わずに作るカレーを作ってみませんか?

いわゆる『スパイスカレー』

f:id:shirokuma-spice:20200429012512j:plain

 

 難しいイメージがあるかもしれません。

けれど今回はだいたい家にあるような材料で作ります。

 スパイスを数種買う必要はなし! お手軽バージョン!!

写真もシンプルに(笑)

 

 

カレー粉・たまねぎ・肉・野菜(具)

顆粒ダシ・しょうゆ

 

f:id:shirokuma-spice:20200429012431j:plain

 かなりシンプルでしょう?

……だけどひねくれ者なのでこれじゃつまらない(笑)

と、いうことで材料1つ追加。

 

『オレンジジュース』

 

 果汁100%のオレンジジュース。

買うときは必ず100%であるか注意してね。3%とか20%だと手直しがきかないものができちゃいますので💦

 

 ちなみに原価は(米は含めず)……1人あたり140円くらい

肉は今回鶏もも肉ですが、鶏むね肉などもっとリーズナブルなものにすれば、原価は100円くらい。

 (地域やお店で値段の差が大きく異なる場合がありますが、そこは堪忍)

 

 

 

【ちょーシンプルスパイスカレー】

《材料》 4人分

  • サラダ油       大1.5
  • 鶏肉(1口大)    1枚
  • 米粉(小麦粉)    適量
  • たまねぎ(スライス) 1コ
  • カレー粉       大2
  • じゃがいも(お好み) 2コ
  • オレンジジュース   150ml
  • チキンスープ     600ml
  • しょうゆ       小1/2
  • 塩          適量

 

 

《作り方》

  1. 鶏肉を1口大にカットし、米粉を薄くまぶす。濃いめの焼き色がつくまで中火で焼く。
  2. 肉が焼けたら1度取り出し、そこにたまねぎ、1つまみの塩(分量外)を加えて中火で炒める。肉の焼き色と同じくらい。
  3. 弱火に落とし、カレー粉を加えてさっと炒める。
  4. じゃがいも、オレンジジュース、チキンスープ、しょうゆを加え、20分ほど煮る。だいたい1/3量になるまで。 煮詰めるの大事
  5. で味を調え、完成。

f:id:shirokuma-spice:20200429012455j:plain

 

ポイント

  • 煮詰める

 オレンジジュースを使って煮る場合は、必ず煮詰めてください。

煮てすぐに味見をするとわかりますが、おいしくない(笑)

しかし煮込むことでスパイスと相性の良いスープに変身します。不安でしょうけれど煮込んでみてね。

 

 

  • カレー粉によって辛さが異なる

 カレー粉は商品によって風味や辛さが異なります。

もし、辛くてキツい……という場合は、コーンポタージュの粉末を足してください。

これは他のカレーにも使えます。

 

 

  • アクは取らない

 スパイスカレーではアクは取りません。

 なんで?

アクをとってしまうと、一緒にスパイスが取れてしまうからです。

油にもスパイスの風味が移っており、重要なおいしさの部分なので取らないでOKなんです。

 スパイスカレーはむしろクセがある方がおいしいです。だから羊肉なんかよく合うんですよ🎶

 

 

 サラッとしたカレーは好みが分かれやすいものです。スープとしても食べれるような感じ。

 小麦粉(米粉)を、カレー粉を加えるタイミングで足してください。目安として大2くらい。

とろみがつきます。

 作ってみたもののノーマルなルーカレーの方が好きだった場合は、中濃ソースやインスタントコーヒーなど足してみてください。甘味は既にあるのでケチャップは量に注意。

 もしそれでもイマイチ……という場合は市販のルーを加えてね(笑)

 

 

おまけ

 オレンジジュースを買ったものの余っちゃう

 

 香ばしさスパイスと相性の良いオレンジジュース

 肉の表面に焼き色をつけて煮込んだり、今回のようにスパイスを入れて煮込んだりという使い方ができます。

 肉はなんでもOKです。

脂の多い部位でも、さっぱりとした仕上がりになるのでおすすめです!✨