見切り品の菜の花はだいたい黄色い。
どうも、【しろくまスパイス】です。
スーパーで菜の花が売られている今日この頃。食べたいけれど少々お高い。見切り品コーナーを見ると、同じ考えの人が多いせいか菜の花がたくさんあるんですよね。そしてだいたい花が咲いちゃっててキレイ(笑)
さて今回は、鶏もも肉1枚から炒め物とスープを同時に作っていきます。
もちろん単純に作るわけじゃありませんよ。鶏肉を余すところなく使い、ジューシーに仕上げられます。
お肉って硬くなりがちですが、やわらかくできるので初心者に特におすすめですよ!
- おおまかな流れと、茹で汁っておいしいの?
- 簡単レシピの材料と作り方
おおまかな流れと、茹で汁っておいしいの?
まずイメージが湧かないと思うので、端的に流れの解説を。
- 鶏肉を茹でる
- 野菜を切る
- 茹で上がった鶏肉を引き上げてカット
- 茹で汁という名のチキンスープに味付けして野菜を加える《スープ完成》
- カットした鶏肉にソースをかける《おかず完成》
つまりは、
鶏肉の茹で汁でスープ・茹でた鶏肉でおかず
「でも、なんか茹で汁って臭みありそう……」
そんな心配をしたあなた。
ちょっと臭み消しをするだけで問題なく、顆粒スープよりもしっかりとしたスープが作れます。
(2つの違いとしては、顆粒スープはすっきりした味。茹で汁はしっかり系で自然)
簡単レシピの材料と作り方
一例として、簡単で美味しいおすすめレシピを紹介していきます。
おかず
シンプルな材料でも、ソース次第でオシャレにできる。
皿が小さかった💦
『白菜のスープ』と『オイルソースがけ』
なくてもOKは緑色
《材料》 2人前
Ⓐ 茹で用
- 鶏もも肉 1枚
- 長ネギの青い部分(鍋に入る大きさに) 1本分
- しょうが(1cmスライス) 0.5片
- 水 肉が浸る量
- 塩 肉全体にさっと
- 料理酒 50cc
Ⓑ スープ用
Ⓒ おかず用
- オリーブ油 大2
- にんにく(みじん) 0.5片
- レモンの皮(みじん) 0.3個分
- パセリ(みじん) 小1
- 粗びき胡椒(もしくは鷹の爪) 小1(1本)
- 塩 小0.5
《作り方》
- 鶏もも肉に下味の塩をもみ込み、残りのⒶの材料と一緒に水から茹でる。
- 沸騰したらアクをとり、火を止め蓋をして5分。
- 茹でている間に、スープの具とおかずの具を切る。
- 鶏肉をバットなどに取り出して5分放置(肉汁を落ち着かせる)。その間に出てきた肉汁は茹で汁に加える。ネギとしょうがは捨てる。
- Ⓑの卵以外を茹で汁に加えて沸かせて、溶き卵を加えて塩味の調整。
- Ⓒを全て小鍋に入れ、にんにくが薄く色づくまで弱火で加熱。
- 放置した肉を削ぎ切りして皿に盛り、その上に6を熱いままかける。
こんな感じで、やって放置している間に他の作業。てな具合に時間も有効に使えます。
肉は豚など他のお肉でも大丈夫!
Ⓒのソースはシンプルで爽やかですが、普段あまり買わない材料ですよね。だから面倒な場合、バンバンジーのようにゴマダレをかけたり、好きなドレッシングをかけるでけでもOKです。
ポイント
- 加熱後の肉はすぐ切らない
ハンバーグにも言えることですが、加熱後時間を置かずに切ると、肉汁が流れ出てしまいます。つまりパサついちゃう。
なので、冷めないようにアルミホイルでふんわり巻いて置いておくと、食べたときにジューシーなお肉が食べられますよ。
肉はカットしてから茹でると時短。ただしジューシーさは減少。
- 白菜は良い出汁が出る
意外かもしれませんが、白菜からは良質な出汁が取れます。なので、肉の茹で汁と白菜の出汁だけで簡単においしいスープが作れるんですね。
- 茹で肉は炒め物にも使える
今回、茹でた鶏肉はそのままカットしましたが、炒め物、揚げ物にも使えますし、用途はたくさん!
炒め物だと、完成直前に。揚げ物だと高温で揚げて、衣がきつね色になったら。
このタイミングで作ることで、火の入れ過ぎによるパサつきを防げます。既に火は通っているわけですからね。
食材に火が通ったかどうか、という判断はかなり難しいので、茹でるという調理法は初心者におすすめです。なのでついでに言うと、煮込み系もおすすめですね。(私自身、料理を始めた頃はよく煮込んでた(笑))
肉に火を入れるときは、ギリギリかガッツリです。
しろくまの余談
茹でるという調理法は、茹で汁に栄養やうまみが流れ出ていきます。
なのでその栄養のある汁を使うことで、漏らすことなく食材を使えるのです。
ちなみに野菜を茹でて、その汁は使わない場合は代わりにレンジを使うと栄養が逃げません。栄養が逃げないということは味も濃い。肉は臭みが出るのでオススメしませんが、野菜はレンジで火を通そう。
シャキシャキ食感を残す場合は小刻みにかけるとOK。
ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい。