外食をするとついつい食べ過ぎちゃう……(笑)
どうも、【しろくまスパイス】です。
お店で食べるとおいしいですよね。
もちろん単純に料理のレベルが高いのもありますが、視覚情報や雰囲気が大きく関わっているそう。
なんでも、おいしさを感じるのに視覚情報が8割を占めているそうです。味覚の割合が低いのには驚きですよね。
というわけで、今回は盛り付けについてやっていきますよ。
- 盛り付けで変わる一例
- 色が与える味覚情報
盛り付けで変わる一例
わかりすい例として、ポテサラでいきます。家庭的なサラダの1つですよね。
では、スーパーで売っているお惣菜のポテサラを想像してみてください。
素朴でいいですよね♪ 安心・安定感がある。
しかし盛り付け次第では、レストランの前菜で出てきてもおかしくない見た目にもできるんです。
こんな感じに少し凝っただけで、ポテサラでも高級感が出てますよね。盛り付けっておもしろい。
ちなみに使ったのは、パプリカ、ミニトマト、イタリアンパセリ。
白いソースはヨーグルトドレッシング。
(マヨネーズとヨーグルトを同割り)
散らしてあるのはピンクペッパーと乾燥パセリ。
(今思えば、最後にオリーブ油も少しかければよかった)
ポテサラは型を使って成型しましたが、なくても大丈夫。
浅めのコップに大きめのラップをします。そこへポテサラを置いてコップの中へ詰めていきます。で、ラップごと引き抜けば、写真のような形になります。
てな感じで、特別なものといったらイタリアンパセリくらい。それでもスーパーで売っていますし、パクチーやベビーリーフで代用できます。
ピンクペッパーは無ければ、挽いたり砕いた黒コショウでOK。
色が与える味覚情報
家にあるようなものでおいしそうな盛り付けができることはわかったところで次!
「おいしそうな盛り付けは、なぜおいしそうに見えるの?」
さっきのポテサラのように大きめの葉っぱ(イタリアンパセリなど)、デザートにミントが盛り付けられているとオシャレな感じがしますよね。
じゃあなんでそう感じるの? という理屈っぽい話です(笑) ファッションや絵と通じる部分もあり。
《暖色》
- 赤、橙、黄など
食欲をそそる色。パプリカとかミニトマトってカラフルで綺麗ですよね。
《青》
- 食欲減退の色
自然界に、可食部で青い食材がないため、本能的に食べたくないと判断するらしい。
ダイエットに効果的。(食器を青いものにするだけでもOK)
《緑》
- 暖色ほどではないが食欲をそそる。
落ち着く色のため、料理にはいっていることで安心感を覚える。
《黒・紫》
- 食欲はそそらない
周りの色を引き立たせる効果があり、少量盛り付けることで、メリハリと高級感が生まれる。
《色の濃さ薄さ》
- 濃いほうがおいしそうに見え、実際食べても味を濃く感じる。
(例、卵の黄身。色の濃さで味の濃さも栄養も変わらないのに、濃いほうがおいしそうに見える)
色づかいのコツ
補色と近似色を使おう。
- 補色は、正反対の色
【ピンクと緑】【黄色と青】など
食器やランチョンマットの色でも効果ありです。
- 近似色は、似たような色
ミニトマトの品種でいろんな色がありますが、赤・橙・黄・黄緑のミニトマトを盛り付けるだけでオシャレ。
そこに紫のミニトマトを足すと補色の効果がプラスされ、引き締まったオシャレさが出ます。
しろくまの余談
色づかいは、ファッションや美術に詳しい人ならイメージしやすいですね。料理も芸術ですから、近いものがあるのかも。
料理は科学的なものでもあるので、理論的にそういう面から考えるのもおもしろいかもしれません。理系のための料理本みたいなのを本屋でみたこともありますし。
ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい。