しろくまスパイス

筋トレ好きの元調理師のスパイス料理ブログ。 食べ物全般と酒、プロテインが主になります。 おいしく健康的がモットー

料理に最も大切なことって?【しろくまの語り】

 塩、胡椒、油の組み合わせが至高。

どうも、しろくまスパイス】です。

 特に大好きなのが、この組み合わせで焼いたズッキーニ

厚めの輪切りで、塩、胡椒をして、オリーブ油で焼くと最高……!✨

同じように、カブでやってもおいしくて驚きますよ、ほんと。

 

 とまぁシンプルな味付けの話でスタートしましたが、タイトルのAnswerは少し違います。

 今回、【しろくまの語り】ということで、個人的な意見のお話になります。少しマニアックですが、共感したり、なるほど! と思ってもらえれば幸いです。

 

 

 では料理に最も大切なこととは何か?

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それは……

 

 『素材を活かすこと!!』

 

 「んー……当たり前といえば当たり前じゃない?」

そう思われた方、

 これが意外と、相当、めちゃくちゃ難しい……!!💦

 これは正直、味にうるさかったり、そこそこ料理をやっていないとわからない感覚かもしれません。要は、素材の良さを失わせないってことです。

 

 身近な例だとあれですね、

  • 寿司にしょうゆを付け過ぎない。
  • コロッケにソースをかけ過ぎない。 などなど。

 

 もっと簡単な話だと、BBQっておいしいよね!! って話です。

塩、胡椒して炭火で焼くだけでおいしいじゃないですか。

 つまりは素材を楽しむのなら、最低限の味付けと、適切な温度の火入れだけで十分なんです。

 

 もちろんそれだけじゃあバリエーションが少なく飽きてしまうので、いろんな調味料などを使って、いろんな料理を作るわけですね。

 

 

じゃあ例えばどんなことに気をつけるといいの?

 私がやっているのは、

  • しょうゆで塩味をつけない
  • かつお出汁に、酒とみりんはごく少量
  • 調味料やスパイス、ハーブは多種類使わない

 

《しょうゆで塩味をつけない》

 しょうゆは香りづけ、のイメージです。

入れ過ぎるとしょうゆの香りが他の素材を侵食してしまうので、塩味は塩や顆粒スープなどで付けてます。しょうが、柚子胡椒などを使うのもアリです。

 寿司の場合、白身は塩で食べますね。

 チャーシューとか大量にしょうゆを使う料理はもちろん別です。

 


かつお出汁に、酒とみりんはごく少量》

 かつお節から出汁をとったときのこと。

飲むとおいしくとれており、酒とみりんを入れました。飲んでみると、さっきまでのかつおの良い香りが失われており愕然としました。それ以来、かつお出汁には酒とみりんはほぼ使わなくなりました。

 じゃあ何に使っているかといえば主に、

酒は魚の臭み消しに。

みりんは照り焼きなどの照り出しに。

 


《調味料やスパイス、ハーブは多種類使わない》

 スパイスカレーとジャパニーズカレーを比べるとわかりやすいですが、種類が増えるほど、1つのスパイスの個性を活かすのが困難になります。

 私も昔はやっていましたが、初心者がやりがちな、なんでもかんでも入れて味付けする。ただ、これを経て味付けについてわかっていくと思いますので、最初はいろいろ試してみましょう。

 なんだかんだ、シンプルisベストってことですね(笑)

 

 

しろくまの余談

 ちょっと難しい話になりましたがどうでしたでしょうか?

 いろいろ書きましたが一言でまとめちゃえば、バランスです。

それぞれの素材を良さを保つ、それぞれの分量。

その結果出来上がるのが良い料理だと私は思います。

 ではでは【しろくまスパイス】でした。ばーい。