食後の甘いものとコーヒーは至福の時間。
どうも、【しろくまスパイス】です。
みなさんは甘いものと聞くと、何を思い浮かべるでしょうか? 角砂糖じゃなくてスイーツですよ(笑)
ケーキ、クッキー、プリン、チョコ、大福、どら焼き、などなどたくさんありますよね。
今回は、実体験を基にしたグルテンフリーのお話になります。2回に分け、次回は料理編をやります。
「グルテンフリーをやってみたい」
「小麦アレルギーだけどいろいろな料理やお菓子が食べたい」
そういう方の参考になればと思います。
まず初めに、グルテンフリーで効果が出る可能性のある症状の紹介です。
これらの症状はグルテンが関係している可能性があります。グルテンフリー、もしくは摂取量を減らすことで改善が見込めますので、当てはまる方はやってみる価値アリ! ですよ。
グルテンって?
まず、そもそもグルテンって何?
麦に含まれるたんぱく質です。
網目状の構造なので、練ると網目が細かくなって弾力と伸びが強くなるというわけです。
《薄力粉→中力粉→強力粉》
の順にグルテンは増えます。
おおまかにいえば、
《クッキー→うどん→パン》
グルテンの摂取量を減らしたい場合、強力粉が使われているものから減らすといいですよ。
パン、ピザなど。
グルテンフリーの効果
「グルテンの何が問題なの?」
もちろんアレルギーの人が摂ると体に異常が起こります。が、
実はアレルギーには2種類あり、日本でアレルギーといえば《即時性アレルギー》が一般的です。文字通り症状がすぐに出ます。
重い場合、エビアレルギーの人がエビを食べてしまって苦しくなったり、最悪の場合亡くなってしまいます。
もう1つが、《遅延性アレルギー》
これの怖いところは、症状が比較的軽く(なんとなくの不調)、数時間~数日かかって症状が出るところです。それだけ遅れて出ると、何が原因なのかハッキリしません。
即時性アレルギーのように調べることは可能です。しかし、
外国に送って検査してもらうため高額です。
自分で確かめる方法としては、2週間~1か月の間、摂取を控えることです。
遅延性なのでどうしても時間はかかってしまいます。製品に使われているかの確認も大変ですが、頑張ってみましょう。
ちなみに私がチャレンジしたとき。小麦を極力控えて1か月後、なんとなくだるいという症状は改善されたように感じました。
小麦に限らず牛乳など様々な遅延性アレルギーはあります。(乳製品にも多い)全く予想外なものである可能性が高いので、怪しいと思ったものを試してみるといいですね。
「パンとか麺類を控えるなんて無理!」
そう思う方は多いでしょう。そこがさらにグルテンの怖いところなんです!
なんとグルテンには、中毒性(依存性)があります。タバコと似たようなものです。
ちなみにダイエットにも関係ありますよ。ついつい食べちゃったのはこの依存性のせいかも。
今ある小麦というのは、人為的な交配実験を試して試して試したものです。(遺伝子組み換えではない)
生命力が強くなって生産性が上がるなどの改良結果。特に変わったのがグルテンの構造。
例えば、初期の小麦と現在の小麦でパンを作ります。現在のものはふっくらしますよね。しかし初期のものはどっしりした感じ。
これはグルテンが少ないからですが、逆に言えば現在の小麦は異常なまでの性質を持っているとも言えます。
もちろん小麦製品はおいしくなりました。しかし代償として、健康面への問題が大きくなってしまったのです。
グルテンの悪影響を受ける臓器があります。それは、
腸です。
グルテンというのは分解されにくい物質で、栄養にも便にもなりません。なので腸に留まります。
すると腸の粘膜に炎症が起きるため、なんとなく調子が悪いなどの不調が出てしまうのです。
同時に、肥満物質が分泌されます。
ダイエットに効果があるというのは、これです。
グルテンフリー商品
小麦粉の代わりに米粉を使った麺など、徐々にグルテンフリー商品が増えています。スーパーでも、パスタやホットケーキミックス、しょうゆなど様々なグルテンフリー商品が置かれています。
まず、即時性アレルギーの方への注意点。
たとえ米粉であっても注意です。小麦と同じ工場で作られている商品だと、完全にグルテンフリーとは言えません。
グルテンフリーの基準自体も、完全にグルテンはないというわけではない場合もあるので、原材料だけではなく細かい部分まで読もう。
私が食べた中でおすすめのグルテンフリー商品があります。
代替品で米粉が多いのですが、トウモロコシ粉を使ったパスタがあります。
米粉だとどうしても普通にパスタを作ると、ソースと味が合わず食感も違い、違和感満載でした。
ですがトウモロコシ粉のパスタは普通に作っても違和感なしです。カルボナーラをよく作るのですが、なんならトウモロコシ粉のパスタの方が好き(笑)
《小麦の代替品》
《麺の代替として》
- しらたき
- フォー(米の麺)
- 野菜の細切り
しろくまの余談
このようにグルテンフリーの生活をすることは、すごく大変なことです。アレルギーの方はどれだけ毎日毎食の食事で注意を払っていることか。試してみた後思い知らされました。
グルテンフリーに興味のある方。
初めから完全に摂らないというのは心が折れてしまうので、まずは摂取量を減らすところからがんばってみましょう!
私は好きな食べ物第2位だった大好きなラーメンもやめたのですが、やっぱり食べたいときがあります。そういうときは、稀にご褒美として食べるようにしてます。小麦の香りは代用がきかない料理があるし、おいしいから怖い……(笑)
けど続けていれば意外と、食べたいという欲求ほぼなくなります。興味のある人はまず2週間だけがんばってみよう!
グルテンフリーがもっと広まり、安心した食生活ができる世界になることを祈り、今回はここまでとさせていただきます。
ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい。