しろくまスパイス

筋トレ好きの元調理師のスパイス料理ブログ。 食べ物全般と酒、プロテインが主になります。 おいしく健康的がモットー

料理を始めたい人あつまれ~。初心者のための【買い揃えたいもの編】

どうも、しろくまスパイス】です。

 

 もうすぐ2月。さらにあと2ヶ月もすれば春から新生活! という人も多いのではないでしょうか? 

特に、高校を卒業して1人暮らしを始めるという人必見! 安全においしく簡単をモットーにお話しいていきますよ。 

 

 まずはモノがないと始められませんよね。ということで今回は買い揃えたいもの編です。

 

 

買い揃えたいもの

 包丁、まな板、フライパンに醤油とかなんとなく使うもののイメージはあると思います。しかし実際に買い物にいったら、どれ買ったらいいんだろうと悩むかと思います。

 

 そこで、最低限必要なものをざっと上げいきますよ!

 

調理用具

 フライパン、フライパン用の蓋、包丁、まな板、砥石、ヘラ、お玉、ピーラー

 

調味料

 サラダ油、塩、コショウ、砂糖、ブイヨン(もしくはコンソメ、和風だし)

 

 これらで最低限いろいろ作れます。例えば中華が好きな人ならこの他に、中華調味料が入ってきます。みそ汁をよく作るなら味噌など。

まぁ作っていくうちに自然と増えていきます(笑)

 

 次は細かく見ていきましょう。

 

              調理器具

フライパン・鍋】

   2種類ほしいところです。

  深め……スープや煮物用

  浅め……炒め物用

 

   おすすめ素材

  • テフロン加工(コーティング系)

最もポピュラーなフライパン。くっつかないよう表面にコーティングを施してあるものです。作る量によりますが、浅いタイプと、小さめで深いタイプの2つがあればOK。

軽いし安価で幅広く使えるのが利点。

 注意点は、コーティングをなるべく傷めない使い方くらいです。

金属製の調理器具で触れたり、たわしなど硬いもので洗う。急激な温度差(空焚き、調理後すぐに水をかける(ジュワー))

これらがテフロンの寿命を縮めることになってしまいます。ちなみに、だいたい寿命は2年。

 

  • 鉄製(中華鍋など)はおすすめしません。扱いや管理が大変です。

チャーハンを作りたい! と、そのために中華鍋を使っても、家庭の火力ではお店の味にはどうやってもなりません。(私は家では冷凍チャーハンです。最近のはすっごくおいしい!) 鉄分を摂取できるという健康的な利点はあります。

 

  • アルミ製おすすめしません。どんなのかといえば、パスタを作るとき用のです。お店でもパスタ以外にはほぼ使わないので、普通に料理するだけならいりません。でもあの見た目、かっこいいんですよね(笑)

 

  • ステンレス製もなくてもいいです。スープ、煮込み用には向いていますが、焦げ付きやすいのが難点です。保温しやすいという利点あり。

 雪平鍋もステンレスと似た感じです。

 

 

【包丁】

 フライパンと同じく2種類ほしいです。

包丁は意外と種類が多いです。その中で扱いやすいのが、鎌形ペティナイフ。どおちらも洋包丁ですね。

鎌形は刃渡り17cmほど。最もポピュラーな形かと思います。万能です。

ペティナイフは刃渡り13cm前後。小さいもの(ミニトマトなど)を切るときや細かい作業にピッタリ

 

 ちなみに、洋包丁ときたら和包丁中華包丁もあります。で、どちらもおすすめしません。

 中華包丁がほしい! という方は多くないでしょう。あれは保管場所にすっごい困ります(体験談) それに中華包丁を使うなら、かなり分厚いまな板がほしいので二重に場所をとります……。

 和包丁の場合は、片刃だからです。まっすぐ切るには鍛錬が必要じゃ!(笑)

包丁は研いで鋭くしているわけですが、洋・中は両側から研いであるので、真っ直ぐ下ろせば真っ直ぐ切れます。和の場合は片側のみ研いでいるので、真っ直ぐ下ろすと(技術がないと)斜めに切れてしまう、というわけです。

 

【砥石】

 【といし】と読みますが、包丁を研ぐための道具です。しっかりとした砥石はレンガみたいなものなのですが、それで研ぐのは大変ですので100均でも売っているような、包丁を隙間に通すだけのものでOKです。得られる切れ味は一時的ですが、切れ味は大事です!

 慣れないうちは力んで切りがちです。包丁の切れ味の悪さと、キレイな切り方を知らないことが理由です。

キレイな切り方というのは、包丁の重みを使ってスライドさせるだけの動き。力を入れなくていいんです。

つまり、真下に切り落とすのは危険な切り方……! 切れ味が悪いと余計に力が入っちゃいますよね。まぁ慣れです(笑) 意識してればそのうちコツがわかります。

 

【まな板】

 これも2つ用意しましょう。野菜用・肉用

手洗いはもちろんのこと、まな板の衛生面も大事ですよ。料理屋でも必ず分けています。

 

【ヘラ】

 実は1番おすすめしたいもの!

 オールシリコン製のヘラ!

これがめちゃくちゃ使いやすい!!

 シリコンは熱した油の中に入れても問題ありません。木べらだとうまくソースが取れないですが、シリコン製だと容器に移し替えるときもキレイにできます!

 注意点

100均などの安価なもので、持ち手はプラスチックというものもありますが、おすすめはしません。たしかにオールシリコンとなると値段がそこそこ上がります(500~1000円くらい)。

しかし、継ぎ目がなく溶ける心配もない。つまり、衛生的で長持ちします。かつ便利!

 私はオールシリコンを支持します!!(笑)

↓で、どんなもの? というとこんな商品です。

 

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【メール便】 日本製 キッチンヘラオールシリコン 大
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 白はカレー炒めなどで色が徐々についていくので、製菓用におすすめ。

2本買って使い分ける、ということをしないなら色付きがいいですね。

 

こっちは3タイプのセット

 ヘラ大小と、救えるタイプのもの。 値段的にもオススメ✨

炒めて、盛り付けて、調味料の瓶などから取り出したり、など、どのシーンでも活躍します。

 

 

      調味料

【油】

 いろいろな油がありますが、万能なのはサラダ油オリーブ油です。面倒であればサラダ油だけでOKです。

おすすめの使い分けとしては、揚げ物はサラダ油。炒め物やサラダにちょいかけするのはオリーブ油。まぁ揚げ物以外はオリーブ油ですね。

 2つの違いは、

  • サラダ油はクセがなく安価。ただ、揚げ物に使った揚げ油は一度きりがいいです(ホントはね)。酸化した油は体によくないので、使っても2度にしとこう。
  • オリーブ油はオリーブの風味があり酸化しにくく体に良い。

 

【塩・コショウ】

 塩味の料理でなくても、下味に少量の塩をするとワンランクアップです。同じくコショウも。

 初めはミックスしてある、【塩コショウ】が簡単です。慣れたら【塩】【コショウ】別々で使ってみましょう。料理がワンランクアップです!

 

【出汁】

 和風だし、ブイヨン、コンソメなどなど出汁があります。常備しておくと便利なグッズですね。

  • ブイヨンは、洋風出汁。商品によってはコンソメのように味付けされているものもありますが、本来は肉と野菜でとった出汁です。使い方の1つとして、水の代わりにブイヨンを使ってコクアップなど。
  • コンソメは、溶かすだけで飲める状態のスープの素。端的に言えば、ブイヨンを使って作られたスープってことです。鍋に、野菜と水とコンソメで煮ればすぐに一品出来上がります(笑)

 

 

最後に

 本当にこれだけでいいの? と思うかもしれません。実際過ごしていると物足りなくなります(っおい!) 最低限がテーマなので(笑)

作ってみたい料理のレシピを見て足りないものを買い足していくことでしょう。そのうち自分がよく使うものがわかってくるはずです。初めは、たまに野菜を傷ませたりしちゃったりしながら勉強していくことでしょう。ファイト!!

 てことで、野菜の正しい保存法だったり、包丁の使い方、初心者用レシピなんかもそのうち紹介していきたいと思います。

ではでは、【しろくまスパイス】でした。ばーい。